「浄土真宗親鸞会 被害」家族の会　掲示板
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[4744]Re:大学一年の娘のサークル活動 ピグレット（元会員） PCWin7(IE8) 2011/05/09(月)09:47

まずは、このサークルが本当に「浄土真宗親鸞会」の偽装サークルなのかどうかを確認することが肝要かと思います。今の段階でこのサークルがどこまで隠しているかがわかりませんが、たとえば１万年堂出版やチューリップ企画の出版物をテキストに使っているのであれば、親鸞会でしょう。また、キーワードとしては「なぜ生きる」「人生の目的」「絶対の幸福」「相対の幸福」などです。ここにこういうキーワードを書くと、今後はこれもまた言い換えてしまうようになるかも知れませんね。

『さよなら親鸞会』の記事に
http://sayonara1929.txt-nifty.com/blog/2009/12/post-1141.html
> 組織がどんな誤魔化しをしようとも、教祖が自分の欲を満たす
> ために教義を利用しようとも、末端の信者が勧誘をする理由は
> 「相手の幸せのため」に他なりません。実際に大学のキャンパ
> スや街角に出る信者の中に、騙そうと思って勧誘している人は
> いないのです。
とありますように、たとえ偽装サークルで勧誘してくるようなカルト的な団体であっても、特に熱心な末端信者は真面目に「幸福」について取り組んで、人々を「幸福」に導くために活動をしているものです。ですので、娘さんの持たれた印象どおりで「みんな素晴らしい人達」に見えるものです。
また、宗教的な教えの魅力とは別に、こうした学生信者たちとすでに築かれた人間関係、仲間意識等の情も、ある程度まで踏み込んでしまえば捨てがたいものになることもあります。
そういう状態にある娘さんのお気持ちを無視して、親御さんが強引に出て行ってそのサークルから娘さんを引き離すことができたとしても、娘さんからすれば「親はこのサークルの素晴らしさを理解していない。何もわかっていないから、私のやろうとしていたことの邪魔をしたんだ。サークルを無理やり辞めさせられたんだ」と誤解されて、今後の親子関係がギクシャクすることにもなるかも知れません。
> 私達と距離を置くようになってしまいそうで・・
と心配されておられますように、その点は私も気がかりに思います。
もちろん、娘さんがサークルから離れて後にその団体についてご自身で冷静に調べることができ、親御さんの判断が正しかったことがわかればいいですが、その団体に批判的なネット上の情報はすべて「デマ、捏造の類である」とすでに吹き込まれているのであれば、調べることさえされずに、もやもやされることにもなるでしょう。

おそらく今の段階ではその団体の教義的なことはあまり深いところまで教えられていないでしょうから、家族の会の記事をはじめとして、まずは組織的な問題点について言及しているサイトの記事を親子で読まれて話し合われてはどうでしょう。

もし高森顕徹会長が率いる浄土真宗親鸞会という宗教団体であれば、たとえば、豊田商事事件に関しては、豊田商事グループから多額のお金がこの宗教団体に流れていてそのことを掲載した雑誌をその宗教団体の機関誌で批判して「デマ」であると決めつけていましたが、豊田商事グループから多額のお金が流れていたことは判決文で明らかにされています。つまり、事実を教団の都合の良いように捻じ曲げて「デマ」であると信者さんに教え込んでいるような、そういう団体であることが判明しています。

また、「組織には問題があるかも知れないが、正しいことを教えている」という点に娘さんが固執しておられるのであれば、その宗教団体の元布教使のかたがたがネット上で教義に関する批判記事を掲載しておられますので、批判点を質問点として整理して質問状を作成し、娘さんを通じてその団体に送り付ければいいでしょう。
これに対して無視したり、誤魔化したり、まともに返答をしてこないのであれば、組織的なことだけでなく教義的にも問題がある団体であることは少なからず娘さんにも実感として伝わるのではないでしょうか。

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