「浄土真宗親鸞会 被害」家族の会 掲示板
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[4920]Re:偽装サークルの実態見たり! 元会員 PCWin7(Safari) 2012/10/13(土)20:53

現役会員さん

早速のレス有難うございます。
私は親鸞会に対して本願寺という構図は好みませんし、本願寺がこうだから親鸞会は、という言い方をしてもあまり意味が無いとは思いますが、何かしら不祥事や組織としての過ちがあった場合は、彼らはそれを公にしてきちんと反省しているように思います。

親鸞会の場合は、少なくとも私がいた20年近くの間には、そういうことは何もありませんでした。組織としての、高森会長としての無謬性が全てに優先して、組織に対する批判を許しませんでした。

もちろん、構成員個人のことについては、親鸞会としても何らかの処分をしているとおもいますし、更迭された人も見てきました。

しかし、親鸞会という組織自体を、あるいは高森さんという人間自体への批判は許されませんでした。組織の中で批判する人を許容する事ができるかどうかも、組織としての健康度に関わってくるとは思います。そういう意味で、親鸞会というのは反省もなく、自浄能力のない団体だと感じています。

私もあなたと同じように、中にいたときは親鸞会のしていることは正しいと思っていました。外に出て、初めて真実を伝えるという名のもとに多くの人を傷つけ迷わせてきたという事に気づきました。

親鸞会の内部の人は概して脱会した人とそう交流することもなく、親鸞会こそ真実という思いを持った人ばかりと交流していますから、親鸞会という団体によって多くの苦しみを得た人の事実に気づかない傾向があると思います。

つまりは、あなたが見てきたことだけが真実じゃないと私は思います。そこに目を向けずに、私の周囲ではそんなことはない、だから問題にすべきではないと言いはるのなら、そこは多くのカルト的教団のメンタリティと似ているという他ないでしょう。

私自身は、自分のやってきたことや、それによって抱えてきたことに責任の取れない教団にいる意味は無いと思って、脱会しました。ただ、それだけでなく、ビデオご法話の時に平気で居眠りをする支部長、また、法施をせずにお金の話ばかりする支部長に愛想が尽きたというのも少しあります。

それはあなたが本願寺の一部僧侶に対する憤りと似たところがあるかもしれません。感情としてはそうでしょう。

ただ、ここで問題とすべきは、高森さんや親鸞会という組織がどうであったかという事で、構成員個人がどうであったかということは、もちろん問題にはなってもそれが主たる議論の対象ではないと感じています。

最終的に私が最後やめるひと押しとなったのは、高森さんの書いた本、命がけで書いたとか現代の教行信証と言われ、内容を暗記し大事に思っていた言葉のほとんどが、ある人の書いたものの丸写しだったという事実でした。

そのことを担当の講師に告白したところ、それについては何の説明もなくまるで追い出されるように脱会しました。あとで私のことがネットに洗脳された哀れな人というような説明がなされ、絶対に接触しないように言い含められていることを知りました。

私はその事実を知った時に、こんなところをやめてよかったという思いと、また自分が中にいたら親鸞会のこうした冷たさ、ひとりひとりの仏縁より高森さんという個人を守ろうとする様、を知ることもなかったし、今まで辞めていった沢山の人の気持ちもわからなかったと思いました。

まあ、参考です。これも個人の体験と言ったらそれまでです。ただ、このサイトにしても、多くある親鸞会批判のサイトにしても、こうした親鸞会の組織的体質や高森さん個人の人間性によってもたらされたもの、多くの人の苦しみや失望の上に作られたということは、知っておいて損はないと思います。

因果の道理狂いなしといいますが、批判されるのもまた原因があるのです。


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