[1450]偽経 Ａｎｄｙ Win2k(IE6) 2007/02/12(月)22:55

親鸞会の教学では、日蓮宗系の宗派が根本経典としている、法華三部経のうち、「無量義経」が偽経であることを教えられています。

でも、親鸞会が教学の本にも載せている「父母恩重経」も偽経だそうです。
私が親鸞会に在籍していた頃、「父母恩重経」についての講演会もあり、またサイトでこれについて扱った親鸞会系のサイトもあります。

ウィキペディアから引用すると、

偽経（ぎきょう）とは、或いは疑経とも言い、中国において、漢訳された仏教経典を分類し研究する際に、原典から翻訳されたのではなく、中国人が自ら撰述したり、或いは長大な原典を抄出したりした経典群に対して用いられた、歴史的な用語である。
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です。「無量義経」も「父母恩重経」も偽経でありながらかたや批判のための手段とし、かたや自らの主張を正当化するために使う。
我田引水とはこういうことを言うのではないでしょうか？

参照１：ウィキペディアの「偽経」の項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E7%B5%8C

参照２：仏説父母恩重経のこころ
http://homepage2.nifty.com/shinran/other/index.htm

[1451]Re:偽経 Ａｎｄｙ Win2k(IE6) 2007/02/12(月)23:02

自己レスですいません。

親鸞会が無量義経が偽経であることを教えるのは、日蓮宗系の宗派が根本としている法華三部経の一つが偽経であるゆえ、彼らは異端であると言うことを主張したいがためだと思います。

これが抜けてました。

[1494]Re:偽経 被害家族の会　事務局ねこにゃ WinNT(Mozilla) 2007/02/20(火)22:49

Ａｎｄｙさん

ねこにゃです。レス遅れまして申し訳ありません。

親鸞会でよく引用されている偽経は「父母恩重経」だけではありませんよ。ここでは触れませんが、親鸞会の教義上重要な位置を占めるお経にも偽経が含まれています。

もちろん親鸞会の中では偽経などとは言われていませんが。以前会員の方がその経典の言葉を使って私に改心を促したので、それは偽経だとお話したところ大変驚いておられました。

ただその辺を突き詰めてゆくと、そもそも大乗経典そのものが仏説であるかというところに行き着いてしまいます。それを論ずるのはこの掲示板の趣旨ではありませんので、この辺でやめて起きます。

[1500]ねこじゃさん Ａｎｄｙ Win2k(IE6) 2007/02/22(木)00:07

そうだったんですか。
偽経については、びっくりしました。
そしてこれ以上の詮索は無益だとも判りました。
レス、ありがとうございました。

[1498]そもそもビデオ講師って？ あれあれ WinXP(IE6) 2007/02/21(水)15:12

皆さま、御教示ください。親鸞会には何年も以前から深い関心を寄せておりますが、「専任講師」という階級のあることこそ聞いておれど、「ビデオ講師」とは実は初耳なのです。beaverさんのお書き込みの中でお見かけしたような感じが致しますが、違っているかしら？


　　その昔、創価学会は「教授」「助教授」といった学階を設け、庶民の虚栄心をくすぐりました。親鸞会もまた「専任講師」
なる学階アンド職階を設けることで、現に大学に学ぶ若者たちの虚栄心をくすぐっているのではないかと存じます。
　　私こと、身は異国の小さな新設大学にあり。学位がある
おかげで、その国の制度によって、助手も専任講師もふっとばし、いきなり助教授になってはや1年。大学教員3日やったら辞められないとはあるいはほんとうかもと実感しつつありますが、同時に一回だけの人生、南国の交通不便な地で、必要な文献にほとんど接しられないようでは仕方が無い、と半ば酔いかけた己の頭脳をペンペンしております。ずいぶん長く留学し、その間に集めた膨大な文献は日本の某大寺院に御好意で受納頂きました。あれを40歳以降、じっくり研究できるようになることが「人生の目的」ですわ。

[1503]Re:そもそもビデオ講師って？ ピグレット（元会員） SunOS(Mozilla) 2007/02/25(日)10:45

ビデオ講師については
../old-log%201-4.html
には、
> ビデオ講師部員(Ｔ先生のビデオ御法話を主催する)
とあり、顕真学院での研修期間は「体験入学を含め３ヶ月」だそうです。
../sakebi-no-koe.html
のケース２では、親の印鑑がいるかどうかの問題でビデオ講師のことが出てきます。

http://shinrankai.mindcontrol.tonosama.jp/naze1.html
には、
> 親鸞会から給与を貰って生活している親鸞会の職員
ということが書かれていました。

また、「専任講師」は親鸞会専属の布教師のことで、学階の「講師」とは別です。学階が「講師」であっても親鸞会専属の布教師ではない会員はたくさんいます。

パンフレット『浄土真宗親鸞会を知っていただくために』には、
> 専任講師とは一切の職業を離れ、生涯を真実の仏法に捧げるこ
> とを誓い、高森先生の御指導のもとに各地に布教戦線を拡大し
> ている、本会の青年部員をいいます。
と説明されていました。

[1504]Re:そもそもビデオ講師って？ 有田 WinXP(IE6) 2007/02/25(日)20:45

元会員の者です。

>皆さま、御教示ください。親鸞会には何年も以前から深い関心を寄せておりますが、「専任講師」という階級のあることこそ聞いておれど、
>「ビデオ講師」とは実は初耳なのです。beaverさんのお書き込みの中でお見かけしたような感じが致しますが、違っているかしら？
>
ビデオ講師とは、高森会長の法話のビデオを会員や縁のある人に見せることで法施を行なう、親鸞会の職員です。
親鸞会から給与をもらい生活しています。

たしか、地元に根ざすパートのビデオ講師と、会の指示で全国どこにでも行く専属のビデオ講師とがいたように思います。
以前、親鸞会ではビデオ講師を大募集し、多くの人がビデオ講師となりました。中には長年続けてきた仕事をやめて
ビデオ講師になった人もありました。

しかし、次第に給与が減ってゆき、生活してゆけなくなり、多くのビデオ講師が辞めたようです。
講師への給与が大幅にカットされたり、ビデオ講師の給与が減ったりと、親鸞会は相当財政難に陥っているのかもしれません。

[1505]Re:そもそもビデオ講師って？ おとみ太郎 WinXP(IE6) 2007/02/26(月)19:00

ビデオ講師とは、高森先生のビデオを持って縁のある方に
ビデオを見せる、法施をすることです。
地元を中心にされる人もいれば、全国でされてる方も見えるはず。
親鸞会の職員の給料は安いそうですし、講師もカットされてます。
親鸞会の財政がどうなってるかはわかりませんが、会員さんに
周知するのは最低限の義務です。
世間の企業でも公開されてます。
財政難になるはずがありません。
富山でしか法和もありませんし、出費がないはずです。
富山の正本堂でも無駄な絵や壁画が多すぎます。
それだけでも何千万のカットもできます。
基本的には、本堂とトイレ、自動販売機、必要な高熱費だけあれば十分です。自動販売機もリベートが帰ってくるはずです。
財施といいますが、無駄をへらせば会は運営するのです。

[1506]正本堂といいビデオ講師といい あれあれ WinXP(IE6) 2007/02/26(月)20:40

　　　創価学会にも親鸞会にもともに「正本堂」がございました。創価学会のそれはもうこの世に存在しませんが、直木賞作家で元学会員の志茂田景樹氏が短編小説「吸血大宝殿」を書き上げ、それを建立する際の狂気の財施集めの情況を今に伝えてくれております。


　　　親鸞会の元会員の中からも、願わくは志茂田氏のような人が現れ、多くの人々の文字に出来ない思いを代弁して頂きたいものであります。ただ、親鸞会の生真面目なカラーは、創価学会のような育ちの悪さを何としても欠いており、志茂田氏にできた「過去の切り売り」はできないかもしれませんよね。

[1507]Re:そもそもビデオ講師って？ 四畳半時代 MacOSX(Mozilla) 2007/02/27(火)01:54

スレ違いで失礼します。

有田さん…お訊ねしたいのですが20年ほど前に関西の青年部におられた有田さんでしょうか？
私は当時大変お世話になった者です。
お礼を申し上げたくて書き込ませて戴きました。

[1516]両親が会員です ピンクパンサー WinXP(IE6) 2007/03/08(木)01:58

両親は僕が生まれる前からの熱心な会員です
僕の姉は強引な両親のやり方に嫌気が差して親鸞会をことごとく避けるようになりました
僕も昔から親鸞会の様子を見ていますが、どうしたらいいかわからなくて、今は中立的な立場に立つようにしています
親孝行だと思って両親と一緒に親鸞会へ足を運んだりしたり、一方で反対する姉の話を納得しながら聞いたりしています

親鸞会のあの執拗なやり方は、やっている本人たちにはどうやら悪意はまったくないようです
今ある命が救われるために、少しでも多くの人を救うためにと、両親や親鸞会の人たちは必死に勧誘しているといった感じです
ただ、上の人たちがどういう考えで活動しているかはわかりません
おそらく９割の人はただ単に多くの人を救いたいという気持ちだけで勧誘しているのだと思います。
ただ、姉の話やこのサイトを見たりしてやはり親鸞会のやり方には許せない面が多くあります
大学に関してはこのサイトで紹介されているようなことがそのまま実際行われているようです
会費に関しても、うちの両親は多額のお金を支払っていたようです
新しい会館ができてからは、それほど多くのお金は払っていないようですが、それでも交通費や法話の度に払うお金を含め家族で合計２万円以上は毎月かかっていると思います
ただ、あまり多くのお金を払っていない会員の人も多いです
法話の度に支払わなければならないお金は、特に料金制限はないようです
お金がないといえばしつこくビデオの購入を迫られたりするようなこともないようです
ただ、他の会員の目などを気にして多くのお金を支払わざるを得ない状況の人もいるだろうと思います。

今後自分はどうしたらいいかということについては正直まだわかりません
ただ、少しでも親鸞会の現状を参考にしていただければと思って書き込みさせてもらいました

[1522]親鸞会にも二世問題があるのですか… あれあれ WinXP(IE6) 2007/03/08(木)16:25

ピンクパンサーさん：


　　　言葉もございません。「エホバの証人　二世」「創価学会　二世」「統一協会　二世」といった検索語をyahooで検索してみてください。言葉をお呑みになられることと存じます。パンサーさんのお苦しみはもとより大変なものと拝しますが、同じようなお苦しみにあえぐ若い人たちは、全国にこんなにもおるのでございます。


　　　姉上さまへも紹介して上げてください。ただ、モウご存知かも分かりませんが……。

[1524]Re:両親が会員です 被害家族の会　事務局ねこにゃ WinNT(Mozilla) 2007/03/09(金)00:27

ピンクパンサーさん

事務局のねこにゃです。

>交通費や法話の度に払うお金を含め家族で合計２万円以上は毎月かかっていると思います

ご両親が熱心に親鸞会で活動しておられるのでしたら、親鸞会関係の出費は経験上月に2万円ではとてもすまないと思います。何しろ、一回本部の法話に参詣するだけで、一人5000円の「入場料」が必要ですし、会費の他にも何かと御報謝といってお金を募られるのが親鸞会です。

親鸞会ではここ数年会員の減少に歯止めがかからず、会長の命令のもと、昨年あたりから勧誘活動が激化しています。ですからご両親もその中、善意で一生懸命活動されているのだと思います。

親鸞会の中核をなす講師部員（専従講師）で結婚して子供がいる人も少なくないのですが、そうした子供さんで親鸞会の法話に参詣し、活動している人はほとんど聞きません。

高森会長の後継者といわれる人でも、その子供さんが積極的に活動していると言う話は全く聞きません。今後親鸞会でも二世問題は顕在化してくるものと思われます。

ピンクパンサーさんについては、現在のように出来るだけ中立的な立場を守って、ご両親とお姉さんの仲立ちをされるのがいいのではないかと思います。ご両親も相当の期間親鸞会におられたわけですから、子供さんを大事にされるのと同じように親鸞会を大事にしておられるのです。そのお気持ちを分かってあげてください。

[1525]1519,1520,1521を削除しました 管理者 WinXP(IE6) 2007/03/09(金)05:55

1519と1520の投稿記事を嫌がらせと判断し削除いたしました。
それにともないこの嫌がらせ記事にコメントされた1521の記事も削除いたしました。

1519,1520の記事を投稿されたかたへ
当方は貴殿の投稿記事を嫌がらせと判断いたしましたが、そうではないというご意見がございましたらお寄せください。

1521の記事を投稿されたかたへ
申し訳ございませんが、以上のような次第で1521の記事も削除させていただきました。
ご理解いただきますようお願いいたします。

[1547]極楽すっきりのあの方について あれあれ WinXP(IE6) 2007/03/17(土)19:04

　「極楽スッキリ、往生ハッキリ、スッキリ、ハッキリ、スッキリ、ハッキリ」


　　　見事信心決定した敬愛すべき会員の鑑（かがみ）としてしばしば取り上げられるあの亡きお方の録音テープであります。あの方がそれなりの安心に至られたことを認めるのにやぶさかではありません。とは申せ、あの延々と続くスッキリ、ハッキリ……は、医学的にはどう見ても脳内に酸素が欠乏したために起きた「うわ言」ではないかと思うんです。失礼とは承知のうえでここに書き込ませていただき、皆さまの真摯な御考察を乞う次第でございます。

[1557]Re:極楽すっきりのあの方につ.. KA WinXP(IE6) 2007/03/17(土)23:37

確かに分かりませんね。相手の心のすべては分かりませんからね。ちなみに医学的にとありますが、なにか酸素の欠乏したためではないかと言う、根拠のようなものがありましたか。今のところ、なんともいえないです。ちなみに私もその話を聞いたことがあります。

[1560]返答が無い親鸞会 川辺　陽文 WinXP(IE6) 2007/03/18(日)01:28

高森氏がどの程度忙しい身で、ご高齢なのかは知りません。
しかし、親鸞会のホームページをご覧になられた方はご存知でしょうが、
お問い合わせのところで、『迷惑メールが増えておりますので、
フリーメール、匿名メールでのお問い合わせには、お答えできない場合もあります。ご了承ください。』
とあります。
まるで、自分たちが被害者であるかのような言い分ではないでしょうか。
このようなところにも親鸞会の傲慢さが見て取れるのではないでしょうか？
そもそも、このような掲示板ができたのは、親鸞会の対応が悪かったからではないでしょうか？
ちゃんと誠意ある対応を親鸞会側がしていれば、このようなことにはならなかったはずです。
掲示板にある書き込みの内容をみれば、本当に切実な思いで書かれているかたが多いことはすぐに分かることです。
密かにみておられるであろう親鸞会の方々に言いたいのは、因果の道理を信じるあなた方なら、
どうか自分たちの胸にてをあてて、なぜこのような事態になっているのか、
今一度考え直してみてください。
『なぜ答えぬ本願寺』などと、他人事のように言っている場合ではありません。

以上、長くなり申し訳ありません。

[1562]Re:返答が無い親鸞会 ピグレット（元会員） SunOS(Mozilla) 2007/03/18(日)07:48

川辺さん、元会員のピグレットと申します。

質問内容は異なっているようですが、私も親鸞会から返答がいただけなくて、親鸞会のことに疑念を持ったことがきっかけの一つとなって親鸞会から離れた者です。
ある専任講師（親鸞会の布教師）は、答えられずに答えをはぐらかしてしまいました。
また、別の講師はその問題（前述にした質問とは別の内容のものですが）から逃げるような姿勢を取りました。
親鸞会ではホウレンソウ（報告、連絡、相談）が徹底されていたわけですが、講師に相談しても何ともならなかったので、やむを得ず自分で考え自分で様々な点を調べることにしたのです。
私の場合、長きにわたって親鸞会と関係していたので、親鸞会での教えのとらわれがあり、得心がいくまで思考したり調べたりするのに多くの時間を要することになりました。
働いていた職場を退いて親鸞会や高森会長を再検討するのに費やしました。
いろんな物事に影響されながらも自分の人生の責任は自分で取るしかないわけです。親鸞会の教導に身を任せたとしても、親鸞会の講師はもとより、会内で「唯一絶対無二の善知識」と称賛されている高森会長であっても私の人生の責任を取ることはないわけですから、貴重な時間を無条件に他にゆだねるのではなく責任の所在ある自己に与えたのです。
当時は五里霧中、暗中模索状態で大変でしたが、振り返ってみればこういうことも懐かしい思い出の一つです。

[1568]Re:返答が無い親鸞会 川辺　陽文 WinXP(IE6) 2007/03/18(日)12:19

ピグレット様

返答いただきありがとうございます。
私の場合も、親鸞会側が質問内容から逃げることが多々ありました。
親鸞会関係のサークルに居たときは、堂々と質問には答えると言っておられたり、
話をしている部屋の窓を開けていることを指して、いかにオープンな話し方をしているかを強調されていたのを覚えています。
その態度とはまったく異なる現状に、本当にこれが真理を語っているという者のすべきことなのかと考えています。
返答していただけなくても構わないのですが、答えられないということは自分が誤っていたとして、
せめて改善をしていただきたいと親鸞会に対して思うのです。
結局のところ、親鸞会に答えは無いのでしょうし、ピグレット様がおっしゃるように答えは自分で見つけるものであると思っています。
ただ、親鸞会の意固地なまで自分たちの教えが絶対であるという姿勢に怒りを覚えます。
自分たちが話している教えと、自分たちの今行っている行動が異なっているということを理解できないのでしょうか。
本当に不可解でなりません。

[1577]Re:返答が無い親鸞会 ピグレット（元会員） SunOS(Mozilla) 2007/03/19(月)09:59

> ただ、親鸞会の意固地なまで自分たちの教えが絶対であるとい
> う姿勢に怒りを覚えます。
> 自分たちが話している教えと、自分たちの今行っている行動が
> 異なっているということを理解できないのでしょうか。
> 本当に不可解でなりません。

当時の私のことを今から考えてみても確かに不可解なことがあります。見えているのにそのままが見えていなかった、というか。
それは親鸞会から指導を受けてそのように徐々に導かれていって、どの時点かはあいまいですが、教えを神聖化して絶対的な「正義」とし、それを批判する者を「邪」として敵視するようになっていきました。
おそらくは、善、正義、真実の教えと思い込んでいることに自己中心性がはたらいて、特に批判者に対しては自身を正の座、真実の側に置くので、個々の多様性を認めるという視点には立てなくなっていたのだと思います。
親鸞会、指導者、教えに強固に依存していくと、ある意味、それらが肉親以上の存在になってしまうのかも知れませんね。
たとえば自分への罵詈雑言は許せても、肉親への悪口は聞き捨てならないぞ、というようなことが。
会員になるような方は自己の罪悪性を見つめようとする真面目な人がほとんどだと思います。
なので、その人自身のことを批判されてもそれを真摯に受け止めるだけの寛容力はあるものと思います。しかし、熱心な会員にとって肉親以上の存在になってしまっている組織、「正義」「善」「真実」と思い込んでいる教えを説く会を批判されたときには、聞き捨てならない誹謗中傷としか見えなくなるのです。そして敵、味方意識で持って戦闘体勢に入っていくのでしょう。
そこで「でたらめの限りを尽して来た仏敵、法敵の東西本願寺に対して今こそ私達は決死の覚悟で戦わねばなりません」というようなことになるのですね。
また、会を批判視することは無間業であって、謗法罪といって無間地獄に堕ちるほどの重罪と指導されているので、他者の、会に対する批判を自己判断であっても受け入れようとすることは、自身も会を批判してしまうことであって、ある程度親鸞会の教導に育てられた熱心な会員にとっては、堕地獄の一大事がよぎって、批判を謙虚に受け入れるということはなかなかでき難いものです。
なので、親鸞会への批判はだいたいにして反って熱心な会員の戦闘心という火に油を注ぐ結果となってしまうものなのです。