[2039]望様へ
きりん 
WinXP(IE6)
2007/08/05(日)13:53
望様
ツリーが余りに長くなってしまったので、こちらに返信させていただきます。
>以前、きりんさんから「退会時に正御本尊を返納せよ」はおかしい。と教えていただきました。本人は「規則なのだからしかたない」とは言っていましたが、疑問に思ったと思います。
●親鸞会教義の問題点を問う http://sinran2.blog115.fc2.com/
上記のサイトに、興味深い内容がありました。
浄土真宗では、「本尊に善知識（先生）の名前を書いてはならない」と教えられています。しかし、親鸞会の本尊には「親鸞」と書かれています。
これは、親鸞聖人の書かれたものを、コピーして貼り合わせたもののようです。
一番大事なものと言われている本尊が、教えに反しているものであり、しかも捏造されたものであると知って、私も少なからずショックを受けました。
私は、もう退会しましたので、すでに手元にありませんが、会員を馬鹿にするのもいい加減にしてほしいと思ったものです。
この疑問に対する、親鸞会講師の対応も不誠実そのものです。
子供さんは、どのように思われるでしょうか。
[2042]Re:望様へ
望（被害家族） WinXP(IE6)
2007/08/05(日)15:49
きりん様
教えていただいたhttp://sinran2.blog115.fc2.com/
は[2019]のツリ−で読ませていただいています。
子供は今週末も富山に行っておりますので、まだ話はしていません。我が家にあるミニ仏壇を覗くと、やはり「親鸞」と書かれた正御本尊がありました。もともと私には何かをコピーしたものとしか思っていませんが、子供にとっては大切なものですので、帰ってきてから聞いてみたいと思います。
[2046]Re:望様へ
きりん WinXP(IE6)
2007/08/05(日)19:34
望様
先ほどの言葉は、改邪鈔という本に記されています。
この本は、浄土真宗に反する教えを戒められたもので、親鸞会では部分的に利用されているだけで、全く読まれていません。
しかし、その内容は親鸞会の間違いを指摘したものばかりであり、積極的に読ませようとしないのも分かります。
具体的に挙げますと…
４．弟子と称して同行等侶を自専のあまり、放言悪口すること、いわれなき事。
★同行を独占して、自分の弟子として、弟子とならねば悪口するということは、あってはならぬ事。
６．談議かくるとなづけて、同行、知識に鉾楯のとき、あがむるところの本尊・聖教をうばいとりたてまつる、いわれなき事。
★知識と称する者の中に、師弟の契約を破ることを「談議かくる」といって、同行の崇敬する本尊や聖教を没収する、これ全く、あってはならぬ事。
７．本尊ならびに聖教の外題のしたに、願主の名字をさしおきて、知識と号するやからの名字をのせておく、しかるべからざる事。
★本尊や聖教の表紙に、知識という者の名を書くのは、あってはならぬ事。
８．わが同行、ひとの同行と嫌別してこれを相論する、いわれなき事。
★自分の同行、他人の同行と分けて、論争する事、あってはならぬ事。
９．念仏する同行、知識にあいしたがわずんば、その罰をこうぶるべきよしの起請文をかかしめて、数箇条の篇目をたてて連署と号する、いわれなき事。
★知識と称するものの中に、同行に向かって、「知識に服従し、決して離れませぬ、もし服従しなければ、如何なる罰でも受けます」という誓約書を書かせ、数ヵ条の規則を立てて、連署させる事、あってはならぬ事。
18．本願寺聖人の御門弟と号する人々のなかに、知識をあがむるをもって弥陀如来に擬し、知識所居の当体をもって別願真実の報土とすという、いわれなき事。
★知識は弥陀如来の如く、知識の住居は浄土の如く思えという事、あってはならぬ事。
※「ただひたすら、善知識を弥陀の化身と仰ぎ、善知識のお言葉を弥陀の直説と頂いていく事にのみ、私達が無碍の大道に雄飛できる道のある事を再自覚し、会長先生の御下にぬかずかねばならない。（顕正新聞
昭和４９年１２月）」
本尊の件、子供さんがどのように反応されたか、できれば教えて頂けませんか？
[2049]Re:望様へ
まあ MacOSX(Safari)
2007/08/05(日)23:09
望さま
私は、直接的にお子さんに親鸞会批判の根拠を提示することはあまり賛成しません。
場合によっては敵視され、親子の対話すら無くなってしまうかも知れません。
親鸞会の諸問題が表面化する以前からあなた様のお子さんのような気持ちを持つ会員の方は大勢いました。
その大半の方たちは時を経て会から疎遠になってしまわれたようです。
今は情報が簡単に得られることから親鸞会は更に閉鎖的になり、またそれが問題を深刻化させる原因にもなっているように感じます。
盲信される方の根本的な誤りは「絶対無二の善知識・・」「唯一の救われる道・・」は親鸞会しかないと認識しているところにあると思います。
山を下りた親鸞聖人に聖覚法印の導きがあったように、他のお方の導きにより親鸞会の主張する「絶対無二の善知識・・」「唯一の救われる道・・」が実は他にあることに気づき、会に見切りを付けたことで充分に満足のいく結果を得られた方もおられます。
辞めた会員のことを会がいくら「法の敗残者」などと罵ろうともこれは現実であり、比較的簡単に情報は得られると思います。
お子さんと決裂せぬよう慎重に接していかれることを念じます。
[2052]Re:望様へ
beaver(被害家族） WinXP(IE6)
2007/08/06(月)09:30
まあさん、おはようございます。
＞その大半の方たちは時を経て会から疎遠になってしまわれたようです。
大半でないケースが私や望さんの場合だとおもいます。私の場合、娘に対し、親鸞会を直接批判することは避けてきたつもりですし、娘には信教の自由があるわけで、親鸞会に留まることは構わないといっているのですが、娘の方から会話を拒絶するようになりました。私自身は、親鸞会に限らず、浄土真宗から信心をいただく気はまったくありません。この立場からすれば、娘に対し無条件で学院入学許可を出すことはありえません。結局、親が入信しないと収まらないということでしょうか。これは、憲法で保障された信教の自由に反しますよね。
[2053]Re:望様へ
まあ MacOSX(Safari)
2007/08/06(月)11:54
beaverさま
>>大半でないケースが私や望さんの場合だとおもいます。
これについてはハッキリ申し上げることはできませんが、生涯を貫くような熱意や勢いが感じられた方でも今は疎遠になられている、というのが大半だと思います。
構成層に20代後半〜40代が少ないのがそれを物語っているように感じます。
尤も必ず疎遠になるという保証はありませんし、親御さんにおかれましては、それを待つことは気が気じゃないでしょう。
周知のとおり、容易に情報が得られるなかで親鸞会にとっては会長の高齢に併せて、根幹ともいえる教義のソースの実態や悪辣な内部事情がつぎつぎに露呈しており、大変厳しい状況での教団運営になってきているようですね。
かつて一枚看板であった教義も今は論ずることを避け、後手後手の対策に追われている現状のなかでドメイン財施。
方向転換の術もなく、もはや破綻への行きがけの駄賃稼ぎではないでしょうか。
家族が被害家族の会に属している会員の学院志望というのは、喩えは悪いですが今の親鸞会にとってはシロアリを自宅に招き入れるようなもの。
いちばん痛い部分のような気がします。
[2054]Re:望様へ
beaver(被害家族） WinXP(IE6)
2007/08/06(月)16:22
早速のレス、ありがとうございます。
私の娘の場合、特に最近は、「生涯を貫くような熱意や勢い」はまったく感じられません。ですから、行きつく先は見え見えですが、それでも、相変わらず講師になりたいとばかり言っていて、家族との会話を拒否しています。
親鸞会が崩壊したところで、本人が気づかない限り、また別のところに行くだけで同じパターンになるような気がします。十代にマインドコントロールを受けるということは本当に恐ろしいことだとおもいます。
[2055]Re:望様へ
まあ MacOSX(Safari)
2007/08/07(火)02:32
昔は、偏った認識とはいえ教団の内情については少なくとも家族より本人の方が把握していたように思います。
今は、会員である本人は半ば脅しに書籍やインターネットの閲覧を制限され、学院の名のもとで外部との情報を絶ちきられるなど、本人よりも家族の方が正確に認識しています。
従って親を導くことはおろか騙して活動を続けることも、自身の進路について納得させることも容易ではありません。
その上でさらに踏み込んだ活動を続けようとすると、家族の絆から遠ざかる以外に選択肢がなくなってくるのでしょう。
親御さんそれぞれに考えはさまざまでしょうが、あくまで社会的にみれば宗教そのものに問題があるのではなく、親鸞会の「募財や使途の方法」「勧誘の方法」「著しい雇用条件の悪さや使い捨て体質」「ご都合主義な教義」に問題があるように感じます。
ただその根源には本人の脅迫観念がありますから親鸞会の社会的な問題点をひとつひとつ認識させることよりも、その呪縛から解くことが先決のように思います。
[2056]Re:望様へ
538 WinXP(IE6)
2007/08/07(火)07:10
まあさん、私もそのように思います。人によって抱えて
いる課題は違いますが・・・・。
先のメールにも書きましたが、現会員も脱会された方も
親鸞会的手法でしかものを考えられなくなってる感じが
強くします。
私の研究分野の範囲で言いますと、戦前の教育を受けた
世代も人によって違いこそすれ、体制を相対化する眼が
養われるような教育を受けた人以外は、典型的な皇国臣民
としての範疇でしかものを考えられなくなっていました。
近年、その世代の人たちが亡くなりつつありますが。
一つの課題はまあさんが言われるように、呪縛？という
表現が適当かは分かりませんが、自らをあるいは自らの
関わっている社会、組織などを相対化して見る事のでき
る眼を養うことではないかと思っています。
若い時に受けた教育の影響は大きいです。私自身も含め
てですが。
私の事を言いますと、社会科学の発想を克服できずに
居る事は事実です。「社会主義」は未だ間違っていな
い、と思っていますから。（笑）
[2058]Re:望様へ
望（被害家族） WinXP(IE6)
2007/08/07(火)19:27
きりん様
分かりやすいご指摘ありがとうございます。
子供に話して「何に出ているの？」と聞かれても、すぐに出典が言えて助かりました。[2046]のツリーの一部を打ち出して見せたところ、本人も改邪鈔を持っていてどこに書いてあるのか調べているようでした。「よく分からないから、講師の方に聞いてみるけど、多分前後の文章をあわせると、違う意味に取れると思う。」と言っていました。講師の方の返答でわからないことがありましたら、お聞きしたいと思いますので宜しくお願い致します。
まあ様
ご心配いただきありがとうございます。
つい数年前までは、仲の良い家族だったと思います。口うるさい母親ではあったでしょうが、つまらないことでも笑いあえていました。ところが、この問題が出てきてからは、心から楽しめる日がなくなってしまいました。温厚で明るい性格だった子供も、親鸞会の教えに反論すると、人格が変わったように大声でどなります。「家族が大切だから分かってもらいたいから言っているんだ。」と言う子供と「大切に思うなら、学院だけはやめて。」と言う家族の虚しい話し合いが続いています。
まあ様が、批判の根拠を示すことに反対されるのもわかりますが、もう切羽詰った状態なのです。
beaver様が言われるとおり、マインドコントロールは本当に恐ろしいと思います。
[2059]Re:望様へ
きりん WinXP(IE6)
2007/08/07(火)22:22
望様
子供さんが、講師から、とんでもない解釈を聞かされる可能性があるので、意訳を掲載しておきます。
「今の新義の如くならば、もっとも聖人の御名を載せらるべきか。」だから、聖人の御名は良いのだ、と言い出しかねません。
「新義」は、間違った教えという意味になります。
本尊並びに聖教の外題の下に、それを欲しいと願い上げてきた持ち主の名字を書かず、それを渡した善知識と名乗る者の名を書くと言うこと。このようなことはあってはならない。
これは前記の内容と、本質は共通するだろう。親鸞聖人がご自身の筆で書かれ、色々な人に渡した文書を見てみると、そこには、それを欲しいと願い上げ、親鸞聖人が渡した相手の名が書いてある。親鸞聖人の名は書いてない。
本尊並びに聖教の外題の下に、善知識と名乗る者の名を書くというなら、本来は親鸞聖人の名を書くべきだろう。しかし、親鸞聖人はそのようなことをなされなかった。本尊並びに聖教を渡した善知識と名乗る者の名や親鸞聖人の名を、本尊や聖教に書くと言うことは意味のないことである。非義とすべきである。
この意味を考えてみよう。本尊や聖教を願い上げてきてそれを渡したが、その後、善知識と名乗る者の意に背くようになった場合、善知識と名乗っていたものはそれを取り返そうとしてのことだろう。
本尊や聖教は世間の財宝と違う。はき違えてはいけない。これを、世間の財宝のように扱うことは、直ちに停止すべきである。
[2065]Re:望様へ
望（被害家族） WinXP(IE6)
2007/08/09(木)17:35
きりん様
正御本尊の件、子供に聞くと、言い訳がましい理屈を言うので、「分からないからもう一度言って」と言うと、「もう話したくない。まだあんな掲示板を見たり、書き込みをしているなら話したくない。」と、まあさんが心配されていた方向に進んでいきそうです。
遅かれ早かれこんな風になってしまいそうなのはわかっていました。ただ、これほど逆上するには本人にとっても知りたくない情報だったようです。掲示板や親鸞会教義の問題点を問うのサイトも見たと言っていました。辛かったと思いますが「後生の一大事を教えてくれる所は他にはない。」と自分に言い聞かせるように言っていました。
538さんの言われるような、「自らの関わっている社会、組織などを相対化して見る事のできる眼」を無理やり閉じようとしているようです。
[2066]Re:望様へ
きりん WinXP(IE6)
2007/08/09(木)23:40
望様
>正御本尊の件、子供に聞くと、言い訳がましい理屈を言うので、「分からないからもう一度言って」と言うと、「もう話したくない。まだあんな掲示板を見たり、書き込みをしているなら話したくない。」と、まあさんが心配されていた方向に進んでいきそうです。
そうでしたか。親鸞会の教えの中心が「無条件服従」ですから、仕方のないことかも知れません。その「無条件服従」さえも、親鸞聖人の教えではなく、親鸞会独自の教えだそうですが…
>遅かれ早かれこんな風になってしまいそうなのはわかっていました。ただ、これほど逆上するには本人にとっても知りたくない情報だったようです。掲示板や親鸞会教義の問題点を問うのサイトも見たと言っていました。辛かったと思いますが「後生の一大事を教えてくれる所は他にはない。」と自分に言い聞かせるように言っていました。
後生の一大事を教えてくれる所は他にはないから、矛盾点があっても、反社会的なことをやっていても、親鸞会についてゆくしかないのだ、というのが概ね熱心な会員の考え方です。
腹を立てるのは、自分でも内心は矛盾に気づいている証拠だと思います。一生懸命目をつぶろうとしているのに、それをこじ開けようとされるから腹が立つのです。
[2104]親鸞会本尊の原本
きりん WinXP(IE6)
2007/08/24(金)10:51
親鸞会の「正御本尊」の原本が公開されていました。
http://www.seppou.com/02seiten/
「親鸞」の署名はありませんし、明らかに捏造ですね。
何のために、本尊を捏造したのでしょうか？
聖人のお名前を使って箔をつけるためでしょうか？
金ピカの木像で人集めしていると、本願寺を非難している団体のやることとは思えません。
[2107]Re:望様へ
538 WinXP(IE6)
2007/08/24(金)16:30
ここで公開されてるものは、讃附きで署名もあり
親鸞の書いたものと判断できます。親鸞の筆跡は
数多く見てきていますが、間違いないと思います。
署名は上段の讃の左端に「愚禿親鸞敬信尊号 八十
四歳書之」とあります。
[2110]Re:望様へ
きりん WinXP(IE6)
2007/08/24(金)18:50
>署名は上段の讃の左端に「愚禿親鸞敬信尊号 八十
>四歳書之」とあります。
これは気づきませんでした。
しかし、いずれにしても、親鸞会の本尊とは署名の場所が違いますので、「親鸞」の２字を書き加えられたことは間違いないと思います。
[2114]Re:望様へ
538 WinXP(IE6)
2007/08/25(土)13:47
まあ親鸞の筆跡をコピーしてどこにひっつけようが
著作権の侵害にはならんからね。
こういう面倒な事はしないで高森会長が自分で書けば
済む事のように思いますが・・・・。
[2116]弁慶の泣きどころ？
あれあれ WinXP(IE6)
2007/08/25(土)14:33
538さん、皆さま：
いかにも、会長センセイが本尊をしたためるのが一番どこからも文句のこない方法でありましょう。けれども、いかに独裁的な権限を有する彼といえども、さすがにそれは不可能でありましょう。ちょうど池田大作センセイがあれほど大石寺を罵倒しておりながら、一思いに手ずから御本尊サマをしたためないのと同じですよ。
[2118]Re:望様へ
538 WinXP(IE6)
2007/08/25(土)17:24
単なるメンツだけのような気もするが、それほど
拘るような事なのだろうか？
親鸞さんにしても、そんなに拘って無いようだ
けど・・・・。
ただ親鸞さんの場合は六字名号よりは十字名号
の方を多く書いているようです。
[2149]Re:望様へ
きりん WinXP(IE6)
2007/09/02(日)09:32
下記のブログに、正御本尊の件について書き込まれていました。
親鸞会・除名の真相２
http://jomei2.exblog.jp/
> そういえば、私が顕真学院で学んでいたとき、当時学院担当講師だった藤田明男さんが、親鸞会の正御本尊は、コピーを貼り合わせたものだと言われていました。「分からなかっただろう」と自慢しておられたのを覚えています。
> あと、本田覚講師が、随行中、この件を高森先生に直接尋ねられたそうですが、高森先生は顔色を変えられて、黙ってしまわれたとお聞きしました。
高森先生や、講師の方々も貼りあわせをご存知のようです。
隠さねばならないことなら、最初からやらなければよかったと思うのですが…
[2151]Re:望様へ
望（被害家族） WinXP(IE6)
2007/09/02(日)21:23
きりん様
いつも、新しい情報をありがとうございます。
掲示板は毎日見ておりますが、子供が私が書き込むことを嫌悪している為しばらく止めたいと思っています。
もし、今のぎりぎりの家族のバランスが崩れてしまったときには、またお聞きしたいこともあると思いますので宜しくお願い致します。