[2879]学生さんへ。 ごりらやままさと WinMe(IE5) 2007/11/14(水)08:27

学生さんもいろいろな方に出会うと思うし、親鸞会にであった
人もいるだろう。
色々な意見、感想を欲しいね

[2874]いつの世も一群の人々ありて… あれあれ WinXP(IE6) 2007/11/13(火)18:09

　　　後生の一大事の解決とか、信心獲得とかに人生の相当期間を捧げるのでありましょう。僕もめぐり合わせ次第ではそうなっていた可能性が小さくなく、彼らへ敬意を表するのにやぶさかではありません。


　　　　しかしながら今後も第二第三の親鸞会が出現して、そういう若者たちをカモにしてゆくのかと思うとやはりやりきれない思いが致します。また、そういう若者たちの求道ぶりは、ややもすれば自分をとりまく一切、大は交通手段から小はトイレットペーパー、コンドーム、生理用ナプキンに至るまで、彼らがその存在をともすれば見下しがちな「凡夫外道」たちの労働の所産であるという事をきれいさっぱり忘れているのは、本当に忌まわしい限りです。「凡夫外道」も衆生でないか？　衆生の恩を忘れたか？　　と申し上げたい。


　　　　　　　独去独来

はいかにも『大経』の至言ではありますが、彼らはどうも経典の文言にあまりにも固着しているようです。

　　　　　　　法尚応捨

もまた、仏説ではありますまいか？　えっ、『金剛般若経』の文言だから未了義経だって？　あぁモウつける薬もない人たちだなぁ。



　　　　毎日さんは、僕がややもすれば父母を批判することを大罪のごとく記しているが、彼らとて時代的環境に突き動かされて、ああいう言動をなしたことは僕もわかっております。
　　　　最近のお西の教化ハンドブックでは


　　　「児童虐待はひどくなる一方であり、御門徒のお子さんの中にも、まだ知られざる被害者がいるかも分かりません。それゆえ、むやみに『親の恩』『父母の恩』を強調しないように」

とあるぐらいです。
　　　もっとも親鸞会も毎日さんも1945年8月15日をまだ経験していらっしゃらないようですから、何を申し上げても、あるいはむだかも分かりませんが。

[2875]ついでに：仏法も一番、勉強も一番！ あれあれ WinXP(IE6) 2007/11/13(火)18:10

↑　　　　　↑

　　　これのどこが浄土真宗でしょう、還愚の法悦でしょう。毎日さん、その教学力を親鸞会の邪義破折に用いてください。

[2876]Re:いつの世も一群の人々あり.. 毎日 MacOSX(Safari) 2007/11/13(火)19:04

あれあれ 様

和光同塵でございまして、ご自分を下げてお話するのは尊いことであると思うのですが、そこで他を取り出して下げてしまうのは、もったいないことだと感じてしまい、つい、よく考えずに書き込んでしまいました。差し出がましいことをしてしまったと、反省しております。どうかご容赦を。

親鸞会の会員様は、やはり親鸞会様のご教義に魅力を感じているのだと思うのです。

あくまでご教義も方便に過ぎませんので、知的な方がご納得する助けになればよいだけのものだと思っています。

本当のところは、佛智不可思議でありますから、凡夫には理解すること叶わないのであります。

「仏法も一番、勉強も一番！」というのは、「私たち凡夫でございますので・・・」という雰囲気とは違いますよね。

確かに真宗は、おかしく汚い宗でございましょうけれども、だからこそ、私のような凡夫には最適な教えでございまして、「仏法も一番、勉強も一番！」と刻苦勉励が難しいような私ですから、弥陀をたのんだわけであるのです。

ご自分でできる方は、本当にすごい、と尊敬致しております。

たとえば、禅宗の方は、修行によって人間界に転生し、転生して転生して御修行を重ねなさるわけで、実に尊いことと思っております。

私であれば、坐禅組んだ所で、地獄行きになるような凡夫なのです。

こんな私であるから弥陀をたのみ、弥陀は実際に救ってくださった、ですから感謝しております。

自分ではできないことを、弥陀が助けてくださった。

これは、あれあれ様おっしゃることに通じておりまして、私はトイレットペーパーを作ったことありませんが、どなたかが、作ってくださったのであります。

これは、他力の概念の延長でございます。そのようにして、弥陀への感謝を延長すること、可能であると思います。

父母の恩についてですが、ご父兄の方がご自分のご子息に父母の恩を押し付けがましく説くのはおかしいのでありまして、ご自分の父母、すなわち、ご子息からみれば、おじいさん・おばあさんへの孝行の姿を見せれば、それで良いのであります。

あるいは、しみじみと、ご自分の親の恩を語れば、それで良いのであろうと思います。先祖の方々の努力を語り、だからこそ、今の自分たちがあるのだと、そのようなお家話もよろしいかと思います。

感謝を強制するのもおかしな話でありまして、弥陀の無碍光の御養育を考えましたときに、あくまでも、柔らかに、照らすのが良いのだと思います。

もちろん、これらのことは私にもできていませんで、自分にはできていないことを偉そうに語っているのですから、始末に負えない私です。

私自身もそうあろうとしているのだ、ということで、ご理解いただけたらと思います。

[2877]願生者さん、見ていてくれるかな… あれあれ WinXP(IE6) 2007/11/13(火)21:04

「国家に対する義務、
社会に対する義務、
家族朋友に対する義務…
それらすべてをこなさねばならないとなれば
ついに私は発狂するよりほかはない。
しかるに弥陀の救済により、
安らかに世を過ごせることである」


　　　遺憾ながら原本が手許になく、記憶を頼りに書きました。原本を手許に置いておこうものなら、何時間でも見つめてしまい、仕事が手につかなくなってしまいますから。清澤先生最晩年の所感であります。


　　　私も幼稚園入園以前から、本来ならば出世栄達したであろう父親の大学の卒業証書（東大ではないが、人文系のかなり専門性の高いところ）を示され、父の高校の後輩でもある母から、家運再興の悲願を叩きこまれたものです。彼女、ヒステリックに殴る蹴るの折檻も加えたことですよ。

　　　しかるにあの時代の共通一次の壁はあまりにも高く、親子して「戦費」をつぎ込んだ割には、母の言う「寝てても入れる××大学」にしか入れず、親子関係は一時期泥沼化したことであります。その余波が今もないと申せばウソになります。海外でも有名な、胸を張るべき母校なのに、ほんとうにどうかしています。


　　　おかしくなりかけた頭脳に、いかなる幸いか、さまざまな御縁あって、上記の清澤先生のお言葉が染み入って参りました。本当に清澤先生に出会っていなければおかしくなっていたことでしょう。

　　　我他力の救済を念ずるときは
　　　我が世に処するの道開け…

　　　我他力の救済を念ずるときは
　　　我が煩悩に煩わさるること【少なく】

【なく】と初稿にあったのを【少なく】とお改めになったところが率直で素敵ですよね。

[2894]Re:いつの世も一群の人々あり.. 願生者 WinXP(IE6) 2007/11/15(木)17:00

あれあれ様

清沢師の「絶対他力の大道」を披露して下さり、口ずさんで
いた頃を思い出しました。


清沢師については、様々な批判があります。それぞれもっともなことだとも感じられます。

しかし、西洋思想がもてはやされるようになり、念仏が年寄り方の慰み者になっている世の中にあって、師も苦悩されたことと
思われます。ご自身が肺病であったこともありましょう。

「いかにあってもよい、銃を持っていくのもよい」　この言葉は
臨終説法ではありますが、誤解を招くことばでもあります。
生き方、倫理の次元では（現代では）反発をまねくことで
しょう。

師には、念仏が無いとも言われます。師はむしろその言葉を
意識的に避けられたのでしょう。

私は、その生き様の中に念仏の響きを感じております。

病の進行した晩年には、読経など、つまらぬことと感じていたが
今ではとても有難い心地がするとも語っております。

[2907]生きざまそのものがお念仏… あれあれ WinXP(IE6) 2007/11/16(金)09:14

願生者さま：

　　高光師、暁烏師、毎田師、藤原師……お行儀の悪い弟子の名前もちらほらしますが、彼らもまた師たる清澤先生と同様、生きざまそのものがお念仏だった方々ですよね。ありがとう。


　　なお、清澤先生の記念館のサイトには、便宜上「沢」を使っているけれど、本来は「澤」を使っていただきたい…とありますので、特に「澤」字を用いております。