[3650]加藤清正のあの部分もパクリかしら？ あれあれ WinXP(IE6) 2008/05/26(月)14:00

　　　加藤清正が朝鮮の人々から「その仁（じん）、仏の如し」と讃えられた……いったいどこの世界に突如襲われた被征服者が征服者の先鋒隊長（清正）を讃えた例があるでしょうか？


　　　高森さんの数々の誤った歴史認識の中でも、『100の花束』の中のあの段は特にひどい……それで僕は一昨年暮れでしたか、このことをこの掲示板上で指弾致しましたが、ひょっとしてここも、大沼師の著作からのパクリ部分でありましょうか。


　　　パクリにせよ、高森さんのオリジナルであるにせよ、誰か彼の側近で、彼のこういう間違った歴史認識をお諫め申し上げる人はいないのでしょうか？　あらためてあの組織の病理性を強く認識せざるを得ません。


　　　昨年の坂井泉水さんに続き、今年も妙齢の女性アナウンサーが自ら命を絶たれました。数日もへずして、親鸞会やその系列のサイトには

　　　　　　「『人生の目的』が分からぬから自殺したのだぁ〜」

うんぬんの記事が出るのでしょうね。『人生の目的』や『なぜ生きる』は、もちろん大きな課題でありますが、その答えを病的なまでの盗作老人にうかがおうなどとは、寸毫も思いませんよ。

[3651]Re:加藤清正のあの部分もパク.. 加藤清正の仁 Linux(Mozilla) 2008/05/27(火)02:55

>加藤清正が朝鮮の人々から「その仁（じん）、仏の如し」と讃えられた……
>いったいどこの世界に突如襲われた被征服者が征服者の先鋒隊長（清正）を讃えた例があるでしょうか？

http://blog.goo.ne.jp/ohnumahouryu/

そこにはないようだが、親鸞会とは関係なさそうなサイトに
次のようにあるから歴史的事実なのでは?
(資料の信憑性はわかりませんが。)

http://www.tamanegiya.com/nitkann2000.html
「日韓２０００年の真実」名越二荒之助編著　国際企画

加藤清正に感謝状を贈った朝鮮の王子たち！！ P102より

（朝鮮成敗で活躍した）加藤清正が北朝鮮の会寧にまで攻め上ったとき、
二人の朝鮮の王子を捕らえたが、礼を尽くして処遇した。
　翌文禄二年、講和談判が開かれるに及んで、秀吉の命令で、両王子を釜山 から
首都・京城まで護衛（家臣・九鬼四郎兵衛）をつけて送り還した。
両王子は帰還するにあたって感謝状を清正に贈った。
　この書状は今も紀州徳川家に残っている。清正の娘が徳川頼宣の夫人となった縁故から
同家に伝えられたものである。それを要約すれば次の通りである。
　＜壬辰元年七月二十四日に捕らえられてから礼遇され、厚い保護を受け、衣服糧食を与えられ、
至れり尽くせりの待遇を受けた。このたび関白（秀吉公）殿下に上申して釜山から京城まで
送り還された。その慈悲は仏のごとくである。
　もし一行のものがこのことを忘れ、後日、日本及び清正公に対し、僅かでも
背くようなことがあったら、人情を弁えぬ者であって、天地の神々もこれを知っているであろう。＞
　両王子は京城まで送り届けてくれた九鬼四郎兵衛にも感謝状を送り、
その厚遇の恩は永久に忘れない、と述べている。　
　このほか清正は両王子を一時、鍋島直茂に預けておいたことがある。
そのため鍋島氏の歓待を謝した書状が二通、鍋島家にも伝えられている。

[3652]Re:加藤清正のあの部分もパク.. 加藤清正の仁 Linux(Mozilla) 2008/05/27(火)03:12

ざっとみたところ

http://www.tamanegiya.com/nitkann2000.html

このサイトは、かなりかたよっていますね。
『加藤清正が朝鮮の人々から「その仁（じん）、仏の如し」と讃えられた』
という話もある、ぐらいの程度ですね。

[3653]懇篤な御教示に感謝致します あれあれ WinXP(IE6) 2008/05/27(火)16:17

加藤清正の仁さん:


　　　　こんなにも懇篤な御教示の数々、本当にありがとう。東京の白金には、国に帰ることなく、清正が帰依した日蓮宗の僧侶となって日本で生を終えた今一人の王子開山のお寺がございます。僕も何度か訪れたこともあります。それから、カトリック信徒が一人もいない伊豆七島のひとつ、新島ですが、ここにも


　　　　　　　　おたあジュリア記念碑

あり。こちらは小西行長が日本へ連れてきた朝鮮貴族の女性で、行長の感化でカトリックに帰依しております。何年かに一度、東京から司祭と巡拝団とが慰霊に訪れておりますよ。



　　　　僕は父から左翼政党・思想への支持を強要された反動で、思想的にはかなり右よりです。過去の惨憺たる歴史を何でもかでも日本帝国主義とやらのせいにし、無能な李朝朝廷を直接の祖先だからと一向に咎めようともしない現今の韓国および北朝鮮政府の教育関係者には、正直なところいつも憤懣を禁じ得ません。

　　　　それでも、それでも…です。我々までもが彼らのように狭い視野に留まるのはおろかだと考えております。名越先生の数々の御著書は、日教組史観から我々を解放し、日本の歴史をポジティブな目で見させてくれるので僕も好きですが、感動してばかりもいられません。
　　　　例の朝鮮の2王子の清正への賛辞は、生殺与奪を握られた彼らがやむなく発したものか、せいぜいがいわゆる

　　　　　　　　　ストックホルム症候群

の所産でありましょう。銀行強盗の人質が、閉ざされた環境下、犯人たちになぜか共感しちゃうというあれです。

　　　
　　　　　高森さんがその世代からして、世代的にちょっとだけ上の名越先生の本に共鳴するのは、ある意味で仕方のないことでありましょうが、やはり周囲にそれを諫める者があってしかるべきはないでしょうか？

　　　　　　　　　　　王さまはやはり裸だった！