[3239]禁断の果実 願生者 WinXP(IE6) 2007/12/18(火)21:22

親鸞会で「人生の目的」「後生の一大事」「信心決定」などの教義にがんじがらめになっている人に一言。


「神は神聖である、しかし　神聖なる嘘である」　マルクス

「宗教は、主観的事実である」　清沢満之

信心決定したと言うが、それを語っている人は、「あなた自身」ではありませんか。「あなたー個人」　というエリヤを取り去れば
消失します。

表現を変えましょう。
「信心決定も地獄も後生も」信心の意味内容ではありませんか。
信心をぬきにしては、存在しません。

信の無いところには存在しませんし、語っても無意味と言わなければなりません。客観的存在ならば、もはや宗教ではない。

よって、まだ信心決定していないと思っておられる人は、これらは無存在であり、悩む必要はないのではありませんか。
探しても見つかりません。　無いものは探しようがありません。

[3264]教えてください、なぜ匂わないの？ あれあれ WinXP(IE6) 2007/12/20(木)23:48

願生者さま：


　　　　あなたは親鸞会にいらしたこともあるとのことでありますが、他の元会員さんたちとは大きく異なり、本当に匂いませんね。きっと現実生活への適合にも成功しておいでのことと拝します。どうか差し支えなき範囲内で、いかにして親鸞会からの習気を脱せられたのか、元会員で今なお煩悶せる方々へもお示しくださいませ。

[3270]Re:禁断の果実 願生者 WinXP(IE6) 2007/12/21(金)16:24

あれあれ様

ご質問に簡単にお答えします。

親鸞会で信心について深く悩みました。Ｋ会にも行きました。
信心決定体験した人とも深く対談しました。　本も読みました。

そのうちに「おかしいな」と思うようになりました。

「信心いただいたと自称する人」と「そうでない人」の２種類あることに気がつきました。

後者にも、いや、後者にこそ本当の姿が見られるではありませんか。同じ光を受けても反射率は「信心を自称する人」の方が遥かに低いのです。法執と言う問題がはらんでいたことに気がつきました。

篤信の人が「私には信心らしきものはどこにもない」と語っておられました。　心から頭が下がりました。

法執こそ、根源的な問題であろうと思います。
実は、ここに親鸞会の病根があると確信したのです。

それは、蓮如文書に対する真宗原理主義の問題でもあります。
崇めているままが、実は歪めている。
親鸞会にのめりこんでいる人は、ある種のきっかけが必要であろうと思います。

信仰は、凝り固まってはなりません。かえって偏狭な人格を形成する恐れがあります。
信仰にも重い病気があります。　本当に、本当に恐ろしいです。

[3279]願生者さま：「京都への旅」、御感想は？ あれあれ WinXP(IE6) 2007/12/23(日)16:32

願生者さま：


　　　自業自得とは申せ、僕はこの掲示板上では次第に招かれざる客と化しつつあるようです。全体の利益のため、しばらく身を退かざるを得ない状況に立ち至るかも分かりません。


　　　そうなる前に一度ぜひあなたの御教示を仰ぎたき一事がございます。親鸞会を去ってのち、京都のＫ会で求道されたとのことでありますが（↑）、どんな応対を受けましたか？　これまたお差支えなき範囲内で、この掲示板上に集うすべての現・元会員さん、父母の皆さまへお示しくださいませ。


　　　静岡あたりの、日興上人（日蓮正宗宗祖）ゆかりの、しかし今はフツーの日蓮宗に属している大寺院へ詣でますと、とりわけ毎秋のお会式前後には、さながら幽鬼のような顔をした創価学会脱会者をいつも必ず見かけます。僕も御縁あって、この目で見ました。
　　　せっかく世界最大のカルトを脱会したのに、なおも「本当の御本尊さま」を求めて、たった一度の人生を空費する、モウそんなに若くない男女。言葉もありません。そして彼らを見つめる

　　　「ああっ、また来たか〜」

という表情の寺院関係者たち。
　　　元会員さんがK会へ駆け込んだとして、先方はどんな顔で迎えてくれるのでありましょうか。この際はっきり申しますが、今後親鸞会が瓦解してのち、K会側が好むと好まざるとにかかわらず、一種の「駆け込み寺」と化すものと予期されます。
　　　よってここに、願生者さまには、御自身のK会での御求道について少しく語って頂くとともに、今後K会はいかに「彼ら」に対処してほしいか、御所感を仰せ頂ければ、独り私にとってのみならず、多くの人々にとって幸いであろうと存じます。

[3288]Re:願生者さま：「京都への旅」、御感想は？ 願生者 WinXP(IE6) 2007/12/25(火)17:17

あれあれ様

Ｋ会についてのお尋ねですが、私がかかわったのは、ずっと以前のことです。

それに、参加できる回数も極めてわずかでありました。よって、あまりご参考にはならないかと思います。

一言でいいますと、アットホーム的なもので親鸞会とは全く異なった雰囲気でありました。

短い法話の後、座談があり自由に疑問を投げかけることもできました。総じて好印象でありました。今はどうなっているか知りません。ご年配の方が多かったです。

人それぞれに、抱えている問題が異なります。

よって、最終的には、そこに行かなければならないカルマをかかえた方は、ご自分で直接確かめられるしかありません。

伊藤康善氏を師匠にされている以上、親鸞会と共通する部分が
あることは否定できません。
もっとも、高森氏は伊藤氏すら批判されているようですけど。

氏は、親鸞直伝を自認されているようです。いや、蓮如直伝かな。

少なくとも、私は２度と参りません。

[3290]大事なことゆえ確認させて頂きたく あれあれ WinXP(IE6) 2007/12/25(火)21:46

願生者さま：

【氏】は、親鸞直伝を自認されているようです。いや、蓮如直伝かな。少なくとも、私は２度と参りません。

↑　　　　↑

　　　ここにおっしゃる【氏】とは、高森氏を指しておられますか。それとも彼のかつての同志たるM師を指しておられますか？親鸞会を脱会した青年が、K会にM師を尋ね、静かな法談のひとときを盛った。やがて尿意を催してトイレに立つと、あろうことか、M師もやってきて、ともどもに連れ小便することとなった。
　　　……『別冊宝島』のあのルポの中の名場面であり、僕も個人的には読むたびにいい感じが致します。しかしながら、今後ますます多くの親鸞会元会員を迎えるようになれば、いかに大度量のK会であっても、だんだん渋面になってしまうのではないかなぁとひそかに危ぶんでおります。


　　　　大乗非仏説をかたくななまでに排撃され、歴史上の人物としての釈尊がほんとに阿弥陀さまの存在を教示されたのだと信じるM師。地動説の時代に頑ななまでに天動説を強調しているようなそんな心地さえ催されますが、心のよるべを失った親鸞会会員を温かく教導してくださるのであれば、僕は彼の前近代性には目をつぶりますよ。

[3297]Re:大事なことゆえ確認させて頂きたく 願生者 WinXP(IE6) 2007/12/27(木)21:15

あれあれ様

お尋ねの件ですが、「親鸞直伝」、「蓮如直伝」の意味は、高森氏を語っております。

それは、真宗で重んじられている善智識が氏の場合には隠れているからです。

我のみが正しいと言う態度には非常に問題を感じます。
伝承されてきたこと、すなわち、歴史観が希薄であります。
伝承に対する謝念がなければ独善になるしかありません。

真宗では、善智識といっても「同行」です。「雲上人」になってはなりません。親鸞会で聴聞されたことのある方ならば、この意味はお分かりになると思います。

信仰上の悩みがあるとするならば、会員は一体誰に相談するのか。まさか「雲上人」には相談できないでしょう。
だからと言って、悩める「講師」に相談しても無駄でしょう。
問題点は、ここにも存在するのです。

[3313]願生者さま：【彼】はどうすればよかったのでしょう あれあれ WinXP(IE6) 2007/12/30(日)13:01

願生者さま：


　　　コスモスさまの情理を尽くしたお書き込みもあり（オレンジさま宛【3310】）、この掲示板で「地獄ゆきの恐怖」を話題にするのは、僕も今後は控えようと決意いたしました。しかしながら、せっかく清澤先生が御縁であなたのような素敵なお方の存在を知ることも出来たこととて、ここで一つ拝問致しとうございます。


　　　　貴兄もお聞き及びのように、真宗どころ大垣の真面目な大谷派寺院住職が、かねがね地獄ゆきの恐怖に耐えかねていたところ、息子さん（若院さん）が親鸞会で求道、その結果、父親である住職も、祖父である前住職も、当初は勘当せんばかりに息子さんを責め立てたけれど、結局は息子さんの語る親鸞会の教義に帰依した。
　　　　　とりわけ、前住職さんは、清澤教学を自ら信じ、人をして信ぜしめんともされていたけれど、【そんなもの】、死を控え、地獄ゆきの恐怖におののく際には何の役にもたたないことを知り、親鸞会に帰依した…と親鸞会側の資料にはあり。


　　　　どこまでほんとか分かりませんが、こういう場合、前住職さんはどうすればよかったのでしょうか。ちなみに、住職父子は寺を捨てて親鸞会に入り、御活動中のようですが、僕はもちろん、彼らは人生の選択を誤ったなぁと思っております。とりとめもない文面でごめんなさい。

[3334]Re:願生者さま：【彼】はどうすればよかったのでしょう 願生者 WinXP(IE6) 2008/01/02(水)10:51

あれあれ様

お尋ねの件につきましては、お答えする力を持ちません。

清沢師の信仰に生きられていたご住職が、親鸞会に転身されたことは悲しい限りです。
ただ、清沢師門下のお方は、必ずと言ってよいほどにある種の
方向転換が見られます。

この意味では特殊なケースではないとも考えます。　何時の日にか、ふと「救われていない」自己の姿が脳裏に浮かぶことを体験されるのではないかと思われてなりません。

転身される前に、宗教批判、心理学的な視点で見つめなおしていただいていたらとも感じますが、ここに氏の業のようなものを見ます。

宗教は心の深層の問題であり、裏返せば現実的な人生問題そのものでもあります。
表面では後生の一大事とは言いながら、教団のゆき詰まりや、パン、すなわちお金の問題であったりもします。
もともと、真宗安心は聖道門に劣らぬ位に困難な道です。
この件につきましては、ジョー様が極めて明快に述べておられました。

被害者家族と当人とは、信仰問題が絡んでいるだけに断絶があり
容易には対話が成り立ちません。
ここに解決の難しさがあると痛感します。
この意味では、私も掲示板から消えなければならないかも知れません。
少し、無駄口をたたきました。　済みません。