「浄土真宗親鸞会被害」家族の会　掲示板

[4533]カルト新勧の始まり立ち止まって考えて！ WinXP(IE7) 2010/03/21(日)12:49 返信

某カルト宗教団体の新勧のルーツみたいな記事を見つけました。
現役会員の人にも読んで考えて欲しく、以下引用します

　今日は、これから、もっと、前向きになるために、私が、実際、垣間見てきた、
宗教組織の内部分裂の一端を取り上げたいと思います。
　
　某真宗系宗教団体で活動し始めた頃、事件は少しずつ進行していきました。
　某会の講師の中の上の方に属していたＮさんが、異性と問題を起こしてました。
　それが、一部の講師の中で知れるところとなり、どんどん追い詰められていきました。
　そこで、反省して、謝ってしまえば良かったのかもしれません。
　
　でも、そんなことをしたら、今まで頑張って得た、某会での特権的地位を失い、降格が待っています。
　プライドに高いＮさんには許しがたい事だったのでしょう。
　
　某会は、初めはＴ研究会という名称で、大学で勧誘して、会員を増やしていきました。
　大学に目を付けて、Ｎさんが北陸のＦ大学で勧誘をしたのが、今も続く悲劇の始まりだったのでした。
　勧誘したてのころは、直ぐに某会の名前や浄土真宗を名のっていました。
　
　その頃は、会長以外は、自分たちが、宗教詐欺の集団だなんて思っても見なかったと思います。
　だから、真実を広めたいと皆、希望に燃えて夢中で、学生の会員を増やしていきました。

　大学生が増えてきた事を喜んだ会長が、Ｎさんを関東に行くように言いました。
　関東では、一般の人も誘いつつ、Ｔ大、Ｗ大、Ｋ大などに勢力を伸ばしていきました。

　秋には２次勧誘といって、春に誘えなかった人や学園祭で誘ったりしていました。　
　事件が起こったのは秋でした。
　Ｎさんと関わった相手の女性が、会長に手紙を出して、被害を訴えたのです。
　Ｎさん以外の上級幹部にはその内容が知れ渡っていました。

　Ｎさんは、このまま、某会に留まっていても、もう出世どころか、下積みに舞い戻らなければならないと考えて、
今の会の人を引き連れて、新しい会を立ち上げようと決心しました。
　同じく関東にいた講師たちとは、違った「真宗○の会」という名前で、独自に勧誘していきました。
　何で、別行動をするのか不思議でしたが、上手い事、
ほかの講師や会員さん達を、丸め込んでいたようでした。

　いざ、新しい会を立ち上げようとした時、会合が持たれました。
　会長や会の愚痴を散々聞かされた後、
　「私は組織の歯車でいることはもう出来ないと決心した」
　「サイは投げられた」
　などと言いました。
　もちろん、女性との関係はでっち上げだと。

　結局、Ｎさんに盲信していた女性が２人ついて行っただけでした。
　次の日、Ｗ大学の部室で会合がありました。
　上級幹部講師の、Ｙさん、Ｎさんが来ました。

　Ｎさんは問題をおこしたＮさんをいきなり呼び捨てにして、悪者扱いでした。
　見せしめとはこういうものかと思いました。
　ＹさんはＮさんを「彼」と言って、なぜこんな事になる前に、
自分がもっと力になってあげられなかったのかという風でした。

　このとき、某会のおかしい点をもっと自分なりに、追及したらよかったのでしょうが。
　いい加減にしてしまった事が悔やまれます。
　今から考えると、ここが、２８年迷っていった、分岐点だったのかもしれません。

　何百年かに１度の善知識である会長の話を聞かなければ助からないと、あれだけ言っていたＮさんが
会を出て、自ら新しい団体を立ち上げようとしたのです。
　すくなくとも、Ｎさんは会長の教えを聞かなくても、救われる自信があったということです。
　Ｎさんはまだ、救われていないと言っていました。親鸞聖人の書かれたものや蓮如上人の「御文章」を読んでも助かると豪語していました。

　そして、何年か後に彼は「善知識Ｎ先生」と自分を呼ばせる、宗教団体の長になっていました。
　組織も、教えも、元いた某会の二番煎じだったのは言うまでもありません。
　某会は、Ｎさんの団体を妨害しました。おそらく見せしめの為に。
　そして、いつの間にかＮさんの会は、真宗の看板も外していました。
　　
　結局、自分がトップでいて、自分の思うように人を動かしたい、「善知識」と呼ばれたいあわれな男の末路は、
悲しいものだと人事のように思っていました。

　後に、某会の会長も、京都のＫ光会を飛び出し、Ｋ光会の教義、布教方法を真似したいたことを知り、歴史は繰り返すと失笑しました。

　しかしながら、同じ事を、自分の属しているまさにその団体の会長がしていたとは分りませんでした。
　このことを知るには、まだ２５年、四半世紀を私は要しました。
　
　団体に所属する、先生に師事する事は、自分の人生を賭ける事なのです。
　簡単に考えてはなりません。
　自分の人生を賭けられる団体や人など、一生にあって一度位です。ない人の方が多いのではないでしょうか。
　
　だから、少しでもおかしいところがあったら、立ち止まって考えて下さい。
　そこで、少し休んでも、全く構わないのですから。
　反対に、考えないで、続けると私の二の舞を演じる事になります。
　皆さんに、そうなって欲しくないのと、二度と、自分も、おかしな団体や人に迷わないように書きました。

　立ち止まる事も、引き返すことも、やめることもそのときは、大変な事、勇気がいることを思えますが、
過ぎてしまえば、よかったと必ず思えるはずです。
　去るにしても、留まるにしても、必死に自分の頭で考える事が大切です。
　最終的には、自分の事は自分しか守れません。